1ヶ月以上ぶり!前の続き?それどころじゃねぇんだよォ!
日常の非日常
このカテゴリは日常に起こった非日常的なお話、という意味で名付けました。
ええ、今日はそんな非日常のお話です。
さて、今日のお話はー?
殺人未遂事件に巻き込まれた。
・・・
・・・・
・・・・・・
・・・・・・・いや、マジな話よ?コレ。笑えないだろう?アハハハハ。超恐ぇ。
しかも今(午前4時前)からたった2時間前のお話です。
以下、思い出しながらタイムテーブル通りに書いてみようと思います。
---AM2:00付近---
隣室から大きな声で話し声、およびドタバタと足音が聞こえる。
クソうるさいな畜生!何時だと思ってやがる!と軽く頭に来る。
今日は祝日だし、この部屋の住人は以前から多少騒音が・・・まぁ詳しく話すと今回のような話し声も時々あったんだけど、主に毎週日曜日の朝6時くらいに聞こえてくる女性の喘ぎ声に少々頭が痛かった訳です。
アンアン言ってんじゃねぇよチクショウ!
うらやまし返せ俺の安眠!
あ、ちなみにこの部屋の住人はアフガン人の30代男性です。顔は合わせたことあるけど国籍はさっき知りました、ハイ。
えー、少々やっかみが入りました。
うるさかったんです、ハイ。
---AM2:30---
激しく部屋の外と中を出入りする音が聞こえる。
本気でウルサイ。っていうか眠れるかド畜生!
コレは少々抗議してやらんとイカンね!
オルァ!壁キック!!
ドーン!!
さぁコレで自分たちがうるさいのを自覚して少しは静かに・・・なりません。ファック。
まいったなぁ・・・と思っているとなんかベランダ乗り越えて俺の部屋に入ってこようとしてる隣室の住人。
ちょ、おま、
「助ケテ!殺サレル!」
ハイ、一瞬思考停止。
・・・あ、彼女と痴話喧嘩して包丁沙汰?とか一瞬思うが、それでも部屋に入れるのはとまどう。っていうか怪しい。
あー、でも耳パックリ切れてる。手からも血が出てるしこりゃマジっぽい。
「助ケテ!中ニ入レテ!ヒャクトーバン!」
「いや、でもですね・・・」
意外と冷静な自分。多分まだこのときは状況把握してないうえに激しく他人事だったからだろうなぁ・・・
冷静に相手を確認し、血を流していることと武器になりそうな物は持っていないことを確認。
とりあえず中に入れ、保護することを決める。
隣室、まだドタバタ走り回る音がする。
この時点ではまだ俺は痴話喧嘩で包丁沙汰だと思ってました。
---直後、110に通報---
初めてかけたけど、一瞬で繋がることにちょっと驚く。
「もしもし、怪我をしたお隣さんが~~~~~~~・・・(状況説明)」
「急イデ!ガン持ッテル!」
・・・ハ?
ガン。
GUN。
ずきゅーん。
ここでようやく事態の深刻さと関わった自分の身の危険性を認識。
相変わらず隣室からはドタバタ探し回る音が聞こえる。ココに居ると気づかれたら俺まで殺される!?
「銃を持ってるらしいです。至急警察と救急車をお願いします(自然と小声)」
以下、俺を交えた警察とアフガンお隣さんの会話要約
・相手はイラン人の6~7人組
・銃を持っている
・相手は麻薬を扱っている
・自分のせいで麻薬のことがどこかにバレたと思われ、殺されそうだ
・買い物中に捕まり、どこかへ連れ去られた後刃物で切られ、また自分の部屋に連れてこられたところで俺の部屋に逃げ込んだ
・パスポートや携帯電話、財布は全部奪われた
ハイ、麻薬とか出てきたー。うわぁ、銃持ってるって多分マジだよコレ。
っていうかお隣さん!電話の話し声が大きい!隣にバレるバレる!っていうか多分バレてる!
早く来て警察ー!
---約2~30分後---
みんな!警察って呼んでからくるまでコレくらいかかるんだぜ・・・っ!
もうちょっと早いとお兄さん嬉しかったな!
あ、でも防弾チョッキとか着てるし、コレの準備のせいか?
とりあえず俺の連絡先などを教えて、お隣さんは警察に保護されそのまま事情聴取へ。いや多分病院が先かな?アレは。
そして現在に至る。
・・・いやー、恐かったね。
っていうか今後そのイラン人グループがこの辺うろついてないか心配です。
しばらくイラン人には近寄らないようにナマステ。
っていうかお隣さん麻薬扱ってる・・・?
壁蹴って俺が隣にいる、って分からなかったらどうなってたんだお隣さん。
いや、それより直接文句言いに言ってたらどうなってた俺。
今後の俺のキャンパスライフが大変雲行き怪しくなって参りました。
かえしてー!ぼくのへいおんをかえしてよー!
あぁ、生きてるっていいなぁ。
明日も、生きてるといいなぁ。
明後日は親戚の結婚式です。